大きな声を出さないでほしい

小学校の頃、習い事をしていました。
自分から進んでやりたいと言って入会したわけではないですが。
弱弱しかったので行くことになったんですね。
腹から声を出せ!
指導する人からそんなことを言われていました。
おとなしい性格だったのでがんばって大きな声を出すんですが、全然出てないと言われていました。
自分ではどれくらいが大きな声かわかりませんが限界まで出してみました。
毎回、声が出てないと指摘されていました。
もっと出るだろ!
その前に大きな声を出さないでほしいって当時は思いましたね。
大きな声で挨拶をする
就職してから挨拶とかすごくうるさかったですね。
事務所から出ていくときは『行ってきます』
戻った時は『ただいま戻りました』
しかも大きな声で言わないといけません。
僕はこの会社にいるときはほとんど言いませんでした。
外に出てはサボっていただけで後ろめたさがあったんですかね。
そして小売業に転職したら挨拶がさらに必須になりました。
ここでも大きな声を出せずにいました。
大きな声で挨拶するようにしましょう
研修の担当者に言われてしまいました。
その後、研修でお客様役をやったときに自分の心の中で何かが変わった気がしました。
いらっしゃいませ、こんにちは
大きな声で言う必要はありませんが、入店したときやお客様にすれ違ったときにあった方がいいかななんて思うようになりました。
大きな声で話すと自信があるように見える
それ以来、まぁまぁの大きさで話せるようになりました。
それからまた転職した会社にくる営業マンが大きな声の人でした。
最初はうるさいなぁと思っていたんですが。
でも、大きな声で話す営業マンさんは自信があるように見えました。
私に任せてください、ははは!
この人は仕事ができる人なんだなとその時は思いました。
声が大きい人=仕事ができる人
大きな声で話すと自信があるように見えるなぁ
こんな感じに思っていました、その時は。
ただ、この人はうるさいだけで仕事は全くできない人でしたけどね。
大きな声で話す人は自分の声が大きいと思っていない
大きな声を出すのは大事なことはわかりました。
先日、銀行のATMでおじいさんとおばあさんがいました。
暗証番号は何番だったか?
おばあさんがおじいさんの耳元に暗証番号を言ってるようでした。
聞こえんって、もっと大きな声で言え!
○○56
そんな大きな声で言ったら周りに聞こえちゃうだろ!
語呂合わせですね、もう丸聞こえでした。
大きな声で話す人は自分の声が大きいと思っていないですね。
えっと○○56
大きな声で言いながら打たんでいいのに。
